アラタナ国際特許事務所

特許出願

発明を権利化するための出願です。発明を権利化するためには出願審査請求手続をし厳しい審査を潜り抜ける必要があります。このため、事前の先行技術文献調査や、先行技術を考慮した出願戦略の立案が重要となってきます。出願戦略は、機械・電気分野と、化学・バイオ・食品分野で大きく異なってきます。

実用新案登録出願

発明よりも程度が低い考案を権利化するための出願です。同出願の対象となる考案は、物品の形状、構造またはその組合せに関するものに限られています。また、実用新案登録出願は実体審査を経ることなく権利化されます。このため、権利行使に一定の制限がかけられています。

意匠登録出願

工業製品や建築物のデザインを権利化するための出願です。近年の法改正により、動産のデザインのみならず不動産のデザインや、画像のデザインも意匠登録出願することができようになっています。部分意匠制度や、組物意匠制度、関連意匠制度、秘密意匠制度、動的意匠制度等の独特な制度が存在するため、出願時にその制度の活用を検討することが重要です。

商標登録出願

商品や役務（サービス）の出所表示を権利化するための出願です。文字、図形またはその組合せで標章を作成し、その標章を使用する商品や役務を指定して出願することが多いですが、近年の法改正により、動き商標や、ホログラム商標、色彩のみからなる商標、音商標、位置商標も出願することができるようになっています。